fender pro junior
fender pro junior
今となってはメインのアンプです。(※2011年10月現在ではメインではなくなっています)
別に音がそんなに気に入っている訳ではないんですが、メインになるには理由があります。まず小さい事。
持ち運びに便利です。当然出音も小さいです。大音量が必要なロックバンドをやっているわけではないので、「ちょうど良い」のです。
アンプ選びにおいてちょうど良いサイズというのは最も重要な部分ではないでしょうか。
ギターの音を決める割合は、ギター3:アンプ7だと思っています。
むかしのヒトは歪みを得るために、アンプをオーバーロードさせていました。簡単に言うとフル・ボリュームですね。もともとはクリーンな音で使うことを前提として作られたアンプを、ムリヤリ歪ませていたわけです。当然大音量です。いい時代ですよね。(笑)
それを今の時代にアマチュアのギタリストがライブハウスでやろうとしたら…、当然「帰れ」と言われてしまいます。
エフェクターは歪みを電気的に作っているものなので、便利ではありますが「本当のオーバードライブ」とは違うのです。もちろん、そのエフェクターでしか出せない歪みもあるし否定なんかしませんよ~。(^_^;
「本当のオーバードライブを小音量で」欲しいひとには、小さいアンプがオススメです!
僕も最初はそれが目的でこのアンプを手に入れたんですが、今は音楽性が変わってしまい、もうちょっとクリーントーンで音量を出せるヤツが欲しいなと思う昨今です。
理由その2はシンプルな事。
なんと1ボリューム・1トーンです!セッティングに迷いなんかないです!(笑)
ちなみに目盛は12まであります。このへんは昔の(’50年代)ツイードアンプの真似してます。
そうそう、コレが発売されたとき他にも2機種ぐらい発売されて、どれも「ルックスはオールド・フェンダーのツイードアンプ、中身は現代風」という感じのテーマだったような気がするんですが、Pro Jrはその中では一番イナタかったと記憶しています。’94~5年だったかな?最近のような「復刻」ブームはまだなかったんです。
一応真空管アンプです。音が速い!
残念ながらハンドワイアリングではなく、プリント基板ですが。
僕は知人から譲っていただいた「RCA」の真空管を使っています。6BQ5(EL84)ですね。
真空管は音にかなり影響します。かなりです!試したことがないヒトは絶対試した方がいいです。「RCA」はオススメです!(高額ですけど)
プリ管はお馴染み12AX7です。ペケナナってやつですね。
あ、そうそうツイード生地に関してなんですが、昔のフェンダーはツイードにもクリア・ラッカーを吹いています。最近のはそのまんまなので、ちょっとケバ立ったりします。僕のもそうでした。なのでバラしてがらんどうにして、クリア吹きました!(笑)写真では分からないかもしれませんが、テカテカしています。これが日焼けしたら…、「まんま」です!(^_^)
このような(どのような?)理由でメインのアンプとなっていますが、最近は…フルにしてないなあ。歪まれると困っちゃうぐらいだもんなあ…。もったいない。